4.11.13

Katy Perry - PRISM


01. Roar
02. Legendary Lovers
03. Birthday
04. Walking On Air
05. Unconditionally
06. Dark Horse (Feat. Juicy J)
07. This Is How We Do
08. International Smile
09. Ghost
10. Love Me
11. This Moment
12. Double Rainbow
13. By the Grace of God
14. Spiritual
15. It Takes Two
16. Choose Your Battles

プリンセス・オブ・ポップことKaty Perryのニューアルバム「PRISM」の感想。前作「Teenage Dream」から約3年ぶりの新作となります。前作「Teenage Dream」からは5曲の全米1位のヒットシングルを叩き出し、絶好調のキャリアを歩んでいたように見えた彼女でしたが、その反面プライベートでは成功に対するプレッシャーや元旦那との離婚等の出来事を筆頭に辛い経験が続いていたそう。そのため、アルバム制作当初は、ダークな内容になりそうと想定していたとのことでしたが、徐々に前向きな感情を取り戻し、最終的には「PRISM」という光り輝くようなタイトルを冠したポジティブな内容のアルバムになったそうです。そんな彼女のパーソナルな気持ちが反映された今作ですが、制作はエグゼクティブ・プロデューサーに前作から続投のDr. LukeとMax Martinの2名がKatyと共に担当し、アルバムの大半の曲もこの二人がプロデュースを手掛けています。さらに同じく前作からの続投組であるStarGate、Greg Wellsに加えて、初顔合わせとなるスウェーデンのKlas Ahlund(Robyn)に、同じくスウェーデン出身のBloodshy(Britney Spears)、Greg Kurstin(Lily Allen、P!nk)と、一流のポップ職人が集結し、Katyをサポートしています。

アルバムの幕開けは世界中で大ヒット中の先行シングルで、自身を鼓舞するポジティブなメッセージが込められた晴れやかなポップチューン「Roar」、シタールやタブラを取り入れたアラビアンサウンドに乗せて情熱的な愛を歌い上げる「Legendary Lovers」、90年代のMariah Careyを思わせるダンサブルなポップソング「Birthday」、90'sハウスミュージックテイストの懐かしさ溢れるキャッチーな四つ打ちダンスチューン「Walking On Air」、2ndシングルに選ばれた無償の愛を歌った壮大で切ないミッドバラード「Unconditionally」、じわじわと迫りくるダークなヒップホップナンバー「Dark Horse」、90's R&Bを思わせるヒップでオールドスクールなダンスチューン「This Is How We Do」、こちらも90'sテイストな煌びやかなダンスチューン「International Smile」、浮遊感のある幻想的なミッドバラード「Ghost」、疾走感溢れる曲調のポップチューン「Love Me」、力強くも切なげなサビが耳に残る美しいバラード「This Moment」、Siaとの共作による穏やかなバラード「Double Rainbow」、ラストを飾る壮大なビッグバラード「By the Grace of God」までがアルバム本編で、恋人John Mayerとの共作でその名の通りスピリチュアルな雰囲気を持つミッドナンバー「Spiritual」、Emeli Sandéとの共作による落ち着いた雰囲気のミッド「It Takes Two」、Alanis Morissetteを思わせるスケール感のあるドラミングと歌唱に圧倒されるミッドバラード「Choose Your Battles」がDX盤及び日本盤のみ追加収録された楽曲となっています。

前作「Teenage Dream」の路線をさらに進化させたようなテイストのアルバム。変わらずKatyらしいキャッチーでポップな曲が多く、とても聴き易い仕上がりです。あと最近のトレンドなのか、90年代を彷彿とさせるスタイルの曲調が多くて、全体的にしっとりした落ち着いた曲が多いことも特徴ですね(特に後半)。1stのインパクト抜群なロック姉ちゃん的スタイルは今作で完全に無くなってしまいましたが、まあこれはこれで良いかなって感じですw バラエティ豊かなんだけど、統一感もあるし、安定したクオリティのポップアルバムですね。これから長く聴けそう。