30.7.15

Single Review Vol.28

Madonna - Bitch I'm Madonna (Feat. Nicki Minaj)

おマドさんの最新作「Rebel Heart」からの3rdシングル。プロデュースはDiploと以前紹介した新気鋭のプロデューサーSOPHIEの二人によるもの。この曲、アルバムで聴いた時からかなり気に入ってたんですが、まさかこんな珍曲をシングルカットするとは思わなかったですw 目まぐるしく曲調が変わりゆく尖鋭なトラックとそれを乗りこなすMadonnaがとにかくカッコいい事!Nickiのラップもこの手のぶっ飛んだ曲では真価を発揮していますね。こういう変な曲は聴けば聴くほどのめり込んで行くんですよね。SOPHIEの起用もマドンナらしい時代を先読みした嗅覚の鋭さを感じさせてくれます。そして注目すべきはMVの方。Taylorの「Bad Blood」に対抗意識を燃やしたのか、それとも意図的にぶつけてきたのか、「Bad Blood」に負けず劣らずの豪華ゲストが参加!Beyoncé、Katy Perry(!!)、Miley Cyrus、Rita Ora、Kanye Westらがカメオ出演しています。内容の方もカラフルで場面転換満載、ダンスシーン満載と、とにかくクールで刺激的でカッコいい仕上がり!あと今年のBrit Awardsで行われた「Living For Love」のパフォーマンスで起用されていた日本人ダンスユニットAya Bambiが出演してる所も◎です。楽曲にしろアートワークにしろ、50代後半にしてここまで最先端を追い求めるって凄いですよね。流石女王マドンナ。どうでもいいんですが、MVでのリタオラの扱いがただのモブ同然で面白過ぎる。



13.7.15

BΔSTILLEを語る。

こんにちは。
いきなりですが、今日は前から書きたかったとあるアーティストについての特集を組んでみます。

そのアーティストとは!!

そう!!

この方々!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

BΔSTILLE

ご存じの通り、このブログで度々触れている私の大好きなバンド、バスティルについてです。彼らのことは今までブログで何度も取り上げてきたので、今更単独で特集するのか?って感じなんですが、よく考えてみると私が彼らについて今まで取り上げてきたのは、アルバムや曲の感想ばかりだったので、今回ちょっと趣向を変えて"バスティルとはどんなバンドなのか?"ということに焦点を当てて、彼らの魅力を一つ一つ紹介していこうと思います。「バスティルって誰?」という初心者の方から、ある程度彼らの事を知ってる方まで幅広い層に楽しんで頂けるよう頑張って書いたので、読んで下さると嬉しいです!(大口

さて、バスティルとは一体どんなバンドなのか?それを7つのカテゴリーに分けて書いてみました。

その1 あらゆるジャンルの音楽を取り入れた雑食かつ独創的な音楽性



全英チャート1位を獲得した彼らの1stアルバム「Bad Blood」を聴いてみれば分かると思うのですが、とても一つのジャンルに括ることは出来ません。私も最初「Pompeii」を初めて聴いた時は「ん?エレクトロ?ロック?何?」みたいな感じで掴み所が無かったです(笑)。しかし、アルバムを手にとって聴いてみれば、なんとまあ色んなタイプの曲が入ってること!そしてとにかくキャッチーなメロディー!このブログで何度も触れている通り、彼らの楽曲は主にインディー的な音使いでありながらも、ロックやR&B、ヒップホップなどの要素も入ってたりして、とにかくジャンルレス。そして英国らしいキャッチーなポップソングとしても成立されていて、言うならばメジャー感とマイナー感が上手くブレンドされている感じなんですよね。その幅広くも一貫した音楽性が多くの音楽好きの支持を集めているんだと思います。そう言った一つの型に嵌らない柔軟な音楽性が彼らの最大の魅力と言えるでしょう。


バスティルの代表曲でもある「Pompeii」。"えーえおっえおっ"という雄々しいコーラスが印象的なキャッチーでアンセミックなエレクトロ・ロックナンバー。彼らの代名詞とも言える楽曲ですね。全英チャート最高位2位、全米チャート最高位5位を記録。アルバムデビューから一年足らずしてトップアーティストの仲間入りを果たしました。

その2 フロントマン、Dan Smithのソングライティング力の高さ


お次はバスティルのフロントマンことDan Smithについて。バスティルの楽曲のソングライティングは主にDan一人の手によるもので、元々シンガーソングライターとしてソロ活動していただけあって、ソングライティング能力の高さはお墨付き。彼の書くメロディーはキャッチーで覚えやすくもダークな質感が特徴的で、さらにポップスからロック、インディー、R&B調まで色んなタイプの曲もたった一人で書けると言う万能さ。バスティルの雑多な音楽性はDanのソングライティングセンスの良さによるものが大半を占めているんじゃないかと思います。普遍的なポップソングからダークで実験的な曲まで書けるDanのソングライターとしての引き出しの多さは、これから先もまだまだリスナーを驚かせてくれる事でしょう。また、Danはソングライティングのみならずプロデュースも共同で関わっているので、将来的には他のアーティストへの楽曲提供やプロデュース業も請け負う事になりそうです。


アルバムの表題曲でもある「Bad Blood」。アンセミックな「Pompeii」とはまた毛色が違った、ヒップホップテイストのダークなミッドナンバー。シングル曲だけでも色んな系統の楽曲がある事が良く分かると思います。
それにしても上の写真懐かしいですね……。まだダン君の髪型がエリンギだった頃の写真です。

その3 Danのヴォーカリストとしての魅力


Danの実力はソングライティングだけでなく、ヴォーカリストとしても存分に発揮しています。彼の一聴するとあまり垢ぬけてない印象の(←失礼(笑))モッサリした歌声は、案外色んなタイプの楽曲に合う声質だったりするんです。時に力強く、時に儚く切なげに、彼の柔らかで包容力のある歌声はアンセミックで盛り上がるスタジアムロックから、ダークで密室的なR&Bまで、どんな曲でも自分のモノに染められる。あらゆるジャンルを行き来するバスティルの魅力の中心にあるのはまさにDanの持つこの不思議な歌声にあるんじゃないでしょうか。"どんな曲でも書けて、どんな曲でも歌える"……、それがDan Smithというシンガーソングライターなのです。


実質デビューシングルとなる「Overjoyed」。打ち込みのビートで構成された切なく美しいメロディーのバラードで、Danの抜群の歌唱力と豊かな表現力を堪能できる名曲。

その4 David Lynchに影響を受けたホラーでシネマティックな世界観


バスティルと言えば曲だけではなく、MVやアートワークでも独自の世界観を表現しています。シネフィルでもあるDanがDavid Lynchのファンだと公言するだけあって、バスティルの楽曲のMVはどれもDavid Lynchに影響を色濃く受けたであろうホラーでサイケな世界観で統一されています。MVに出てくるキャラクター達も個性的で、まるで短編映画を見ているかのような物語性と臨場感が凄い!また、アルバムジャケもまるで映画のポスターのようなデザインになっていて、Danの映画に対する強い拘りと思い入れを感じます。彼らのキャッチーな楽曲とは一見相反するダークでおどろおどろしい雰囲気のアートワークばかりですが、その絶妙なコントラストがより楽曲に奥深さを与えているのでしょう。以下お薦めのMV三つを紹介。


「Flaws」


「Laura Palmer」


「Things We Lost in the Fire」

その5 ライブバンドとしての実力の高さ


バスティルの魅力は作品だけではない!ライブでの実力も折り紙つき。去年サマソニで彼らを初めて観た時、予想以上に歌も演奏も上手くて、パフォーマンスとしての完成度が非常に高かったです。CDで聴く分だとライブでは再現し辛そうな曲調が多いんですが、それがライブでは格段にパワーアップしてて、余裕でCD音源を超えてる!バスティルのライブはとにかくパワフルで楽しい!あとライブでのDanはとにかく動きまくって飛んだり跳ねたりとアクティヴ!パフォーマーとしても魅力に溢れていて、ライブ中のDanのキレの良い動きにも注目ですね(笑)。また、彼はキーボーディストでもあるので、曲によっては弾き語りを披露したりしています。


ライブバージョンの「Pompeii」!とにかく盛り上がりまくり!


 「Things We Lost in the Fire」。ドラムを叩くDanの姿が様になってます。


シンプルな伴奏で聴かせる「Oblivion」。
アコースティック形式のライブでも聴く者を惹きつけるDanの美しい歌声。最高ですね。

その6 類い稀なカバー曲のアレンジセンス


バスティルを紹介する上で忘れてはならないのがこれ。彼らはオリジナル曲のみならず、多数のカバー曲を披露していますが、そのカバー曲のアレンジがどれもとにかくセンスが良いものばかり。しかもThe xxからBruno Marzまでこれまた幅広い選曲!例えばシングルヒットした「Of the Night」の原曲(Rhythm Is A Dancer/The Rhythm of the Night)は2曲ともチージーなダンスポップ調でしたが、それを見事に違和感無くマッシュアップしてダークでミステリアスなアレンジに生まれ変わらせていたり、BBC R1 Live Loungeで披露していたMiley Cyrusの「We Can't Stop」はバラード調にカバーしていたりと、原曲の雰囲気を残しつつも彼ら流に調理して見せています。どの曲ももはや彼らのオリジナル曲のよう!いつかバスティルのカヴァー曲特集記事もブログで書きたいですね。本当にどのカヴァーも秀逸なので……!!

 
シングルにもなった「Of the Night」


City Highのカヴァー「What Would You Do」


BBC Radio 1 Live Loungeで披露されたMiley Cyrusのカヴァー「We Can't Stop」

その7 メンバーの親しみやすい人柄


これは直接音楽と関係ないんですが、独特で不思議な音楽性と違って、素の彼らはごく普通のその辺にいるおっさんお兄さん達。4人とも皆それぞれ個性的で親しみやすい人柄の持ち主ばかりです。YouTubeのオフィシャルアカウントにオフショットの映像とかあったりするんですが、皆本当に仲が良さそうでニヤニヤしちゃいます(笑)←。特にDanの謙虚でシャイでそれでいてフレンドリーでお茶目な人柄に一目惚れしちゃうこと間違いなし!Danは才気溢れるタイプのアーティストなのに、意外と素は良い意味で普通の人なんですよね。悪く言うと華が無くてスターオーラ皆無なわけですがw でもその分変に気取らず自然体で安心できる人柄だから私は好き。ツイッターで好きな音楽や映画について楽しそうに語ってる(しかも自分たちの宣伝よりもはるかに多いw)彼を見てると、その音楽オタクっぷりと映画オタクっぷりにほっこりします(笑)。別に良いのです、華など無くても。彼の素晴らしい人柄と萌えキャラっぷりに皆が気付いてくれれば!!




ホンット4人とも仲良し♡♡♡♡♡♡♡♡♡


というわけでバスティルについて勢いとテンションで一気に書いてみましたが、如何でしたでしょうか?本当はまだまだ書き足りなかった事が沢山あったのですが、今回は当ブログ初のバスティル単独特集と言う事で、サラッとまとめ記事的な感じで紹介してみました(笑)。この記事を読んで少しでも彼らに興味を持って下さったら幸いです。そしてこれを読んだそこのあなた!あなたもバスティルワールドに是非のめり込んでみませんか?(笑)。

次回はもう少し掘り下げて、メンバー4人の詳しいプロフィールやバイオグラフィー、それから交流あるアーティスト達について書いていけたらな、と思います。それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました☆



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